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本研究の代表者である米川正子が、本研究の聞き取り調査の一部を2017年2月6日出 

 版の『あやつられる難民ー政府、国連とNGOのはざまで』(ちくま新書)にまとめま

 した。

URL【https://www.amazon.co.jp/gp/product/448006947X/ref=pe_1666892_258552662_em_1p_0_ti

第一章 難民問題の基本構造

1 難民とは何者か?

2 難民は国益に利用される政治的な存在

3 偽装難民の直面する問題

第二章 難民とUNHCR、政府の関係

1 UNHCRの組織の性質と任務

2 UNHCR・NGO職員の態度――無関心と無責任

 

第三章 難民キャンプの実態とアジェンダ

1 難民キャンプの特徴とさまざまな活動?

2 難民キャンプの暴力

3 難民キャンプの軍事化

4 「テロ」組織が難民キャンプや(偽装)NGOを利用?

5 難民・国内避難民キャンプの目的と由来

 

第四章 難民と安全保障-ルワンダ難民の事例から―

1 暗殺されているルワンダ難民

2 難民の暗殺の背景―1994年前後に何が起きたか?

 

第五章 難民の恒久的解決――母国への帰還と難民認定の終了

1 帰還の意味

2 なぜUNHCRが強制帰還を?

3 ルワンダ難民地位の終了条項の議論点

 

第六章 人道支援団体の思惑とグローバルな構造

1 人道支援の基本と身近の事例

2 アメリカ政府・軍の人道支援の利用――政府とNGOの関係

3 人道支援の複雑さと今後の課題

その他のお知らせ

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